温泉分析表

1.申請者

島田市川根町笹間渡220
株式会社 川根町温泉

2.源泉名及び湧出地

茶里夢の泉笹間渡温泉 茶里夢の泉笹間渡1号
(台帳番号 857-001号)
島田市川根町笹間渡196番地の1

3.湧出地における調査及び試験成績

調査及び試験者 財団法人静岡県生活科学検査センター 谷 雅博 佐野 羅瑠賦
調査及び試験年月日 平成23年3月23日
泉温 48.7℃(調査時の気温 13.8℃)
湧出量 730 L/min(掘削自噴)
知覚的試験 微黄色、透明、弱塩味、微苦味、無臭、ガス発生あり
水素イオン濃度
(pH値)
7.8
電気伝導率
(EC値)
2000mS/m

4.試験室のおける試験成績

試験者 財団法人静岡県生活科学検査センター
那須野 晃享 谷 雅博 村松 健 佐野 羅瑠賦
分析終了年月日 平成23年4月 5日
知覚的試験 微黄色、極微混濁、強塩味、微苦味、無臭
密度 1.0062(20℃/4℃)
水素イオン濃度
(pH値)
7.82
蒸発残留物 11.54 g/kg(180℃)

5.試料1kg中の成分、分量及び組成

1)陽イオン

成分 ミリグラム(mg/kg) ミリバル(mval/kg) ミリバル%(mval%)
ナトリウムイオン(Na+) 4089 177.9 94.19
カリウムイオン(K+) 75.8 1.94 1.03
マグネシウムイオン(Mg++) 12.8 1.05 0.56
カルシウムイオン(Ca++) 159.6 7.96 4.21
マンガンイオン(Mn++) 0.2 0.01 0.01
鉄(II)イオン(Fe++) 0.5 0.02 0.01
陽イオン計 4338 188.9 100.00

2)陰イオン

成分 ミリグラム(mg/kg) ミリバル(mval/kg) ミリバル%(mval%)
炭酸水素イオン
(HCO3-)
352.1 5.77 3.05
塩化物イオン(Cl-) 6505 183.5 96.93
臭化物イオン(Br-) 2.5 0.03 0.02
ヨウ化物イオン(I-) 2.0 0.02 0.01
陰イオン計 6862 189.3 100.00

3)遊離成分

非解離成分
成分 ミリグラム(mg/kg) ミリモル(mmol/kg)
メタケイ酸(H2SiO3) 38.6 0.49
メタホウ酸(HBO2) 231.3 5.28
非解離成分計 269.9 5.77

※溶存ガズ成分(ガス性のものを除く) 11.47g/kg

溶存ガス成分
成分 ミリグラム(mg/kg) ミリモル(mmol/kg)
遊離二酸化炭素(CO2) 9.6 0.22
溶存ガス成分計 9.6 0.22

■成分総計  11.48g/kg

4)その他微量成分

成分 ミリグラム(mg/kg)
アルミニウムイオン(Al+++) < 0.05
鉄(III)イオン(Fe+++) < 0.05
銅イオン(Cu++) < 0.05
水酸化物イオン(OH-) 0.011
硫酸イオン (SO4--) < 0.2
総リン酸態リン (T-P) < 0.03
総ヒ素 (T-As) < 0.005

6.泉質

ナトリウムー塩化物温泉

(高張性・弱アルカリ性・高温泉)

7.禁忌症、適応症

温泉利用(浴用)にあたっての注意

温泉浴用の禁忌症、療養泉浴用の適応症及び浴用上の注意は、次のとおりです。

■温泉浴用の禁忌症及び療養泉浴用の適応症

温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的成分、温泉地の地勢、気候、利用者の生活状態の変化、その他諸般の総合作用に対する生体反応によるもので、温泉の成分のみによって各温泉の生体に対する作用を確定することは困難であるが、温泉浴用の禁忌症と療養泉浴用の適応症はおおむね次のとおりである。

1. 温泉浴用の禁忌症
1)温泉の一般的禁忌症(浴用)
病気の活動期(特に熱があるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
2)泉質別禁忌症
なし
2. 療養泉浴用の適応症
1)療養泉浴用の一般的適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
2)泉質別適応症
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
■浴用上の注意事項

温泉には老化現象が認められ、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も効用があると言われているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなければ、かえって疾病に不利に働く場合がある。従って、浴用上の注意事項は次のとおりとする。

  1. 温泉療養に際しては、温泉について専門知識を有する医師の指導を受けることが望ましいこと。
  2. 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度とすること。
    その後は1日あたり2回ないし3回までとすること。
  3. 温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
  4. 温泉療養開始後、おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴場反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
  5. 以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
    1. 1)入浴時間は、入浴温度により異なるが、始めは3分ないし10分程度とし、慣れるに従って 延長してもよい。
    2. 2)入浴中は、運動浴の場合は別として、一般には安静を守る。
    3. 3)入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない。(湯ただれを起こしやすい人は、逆に真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)
    4. 4)入浴後は、湯冷めに注意して、一定の時間の安静を守る。
    5. 5)熱い温泉に急に入ると、めまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
    6. 6)食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
    7. 7)飲酒しての入浴は特に注意する。

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